updated at 2018-12-5
その1.
プレスリリースの基本的な文章構成
記事を収集する原稿を書く人の所には、毎日、大量の文章が情報として送られてくるので、 その中から、如何にして、注目を引き、最後まで読んで貰えるか? それが、第一の突破口です。
タイトル
読んで貰えるかは、ココで決まります。
2. ヘッドライン
タイトルの次に大事な最初の2行
3. パラグラフ
手紙ではないので、書きだしであっても、左に寄せてください。
Blockが、基本スタイルです。
4. 情報欄
企業情報や連絡先について書きます。
右の図は、毎日、膨大な量の文章を読む人が使う速読のテクニックです。
この目線の動きを踏まえて、文章を構成することが、プレスリリースでは重要だと言われています。
上段は、5W1Hを踏まえ、何がニュースなのかを明確に書き、真ん中に、詳細を書く。
下段は、ニュースのバックグランド(背景)について書きます。
その2.
2-1. 読み手を意識して書く
送られてきたプレスリリースや宣伝を読む人は、ユーザーではなく、記者やライターです。
彼らの目線に合わせて紹介文章を書きましょう。
やってしまいがちなのが、「宣伝文句」や「誇張表現」を入れてしまうことです。
広告では無いので、事実のみを淡々と書きます。
それが、「素晴らしい」のか「有益な情報」なのかは、記事を選ぶ側が判断することです。
2-2. プレスリリースのスパムは厳禁
プレスリリース代行サービスの中には、数百、数千社への配信をうたっているところも有りますが、 その量を配信して効果があるのは、株価の変動に影響を与えるような企業のみです。
その他多数は、ご想像どおり、こんな感じになります。
そして、なにより、企業名を背負ったプレスリリースで、スパム行為は、致命的です。
一度、メールのドメイン(@から後ろ)がスパムメールフィルターのブラックリストに登録されてしまうと解除は非常に面倒です。
配信しようとしている記事と関連性の高い媒体を選定したり、 ニュースに話題性を持たせる演出に予算を割いた方が正攻法と言えます。
その3.
アメリカ英語やイギリス英語などの識別子が英語には有ります。
今回の目的は記事媒体のものなので発音の違いは問題にはなりませんが、 通称(一般的な呼び方)である名詞の違いは、何かを宣伝をする上で壁となります。
同じ英語圏でもカナダとアメリカで呼称が異なります。
もちろん、カナダでも、sodaで通じますが、理解まで間があったりします。(ピンと来ない)
方言の違いまで追う必要はありませんが、国による通称名の違いを辞書的に押さえるのは弱いです。
特に、エンドユーザーの場合は、普段使用している口語で検索する傾向が強いです。
商品の特徴を正しく伝えて、探してる人に見つけて貰う為には、キーワードとなる名詞についても、入念に調べ、ローカライズすると効果に繋がります。
その4.
英語が実質的な第一言語である国(マーケット規模大)
英語が実質的な第一言語である国(マーケット規模小)
第一言語では無いが、英語で意思疎通が図れる国(国民の基礎学力が高い国)
一般的に、日本人は海外サイトを見る習慣は有りませんが、他国では、日常的に、他国のサイトを閲覧しています。
つまり、配信先が、一つの国であっても、英語で配信することで、届く範囲が格段に広がります。